プロバイダーって何？ | ポケットwifiの基礎知識
プロバイダーって何？
フレッツ光などの固定回線やポケットwifiの契約をする時に必ず聞くもの。
家電量販店で説明を受けると、YAHOO!、OCN、OCN、So-net、Biglobeなどの有名どころが出てきて、プロバイダーによって料金が違いますよね。
でも、どうして違うのか、何が違うのか分かりにくいと思います。
更には、なんで回線だけの契約じゃダメなの？と思っている方もいると思います。
このページでその疑問を解消しましょう。
ちなみに、プロバイダーの正式呼称は「インターネット・サービス・プロバイダー」で英語にすると「Internet Services Provider」で、頭文字を取って「ISP」とも呼ばれます。
何をしてくれるところ？
これは、インターネットの仕組みを説明する必要があります。
インターネットを利用する時はIPアドレスというものが存在しています。
このIPアドレスはネット上の住所みたいなものであり、１つの回線ごとに割り振られています。
車も公道を走る時は、ナンバープレートを付けないと走れませんよね。
ネットも同じでIPアドレスが無いとインターネットに繋げません。
実はこのIPアドレスを振り分けるのが、プロバイダーなんです。
回線と何が違うの？
回線とプロバイダーというのは相互関係で成り立っているものの、全く違う役割を果たしています。
簡単に違いを説明する上で、このように思ってください。
- 回線は道路
- プロバイダーは車
プロバイダーの役割
先ほど伝えた車の部分ですね。
プロバイダーは先ほどＩＰアドレスを発行してくれる会社と説明をしましたが、もう一つの役割があります。
それは、データを運んでくれるという役割です。
インターネットでサイトを見る時は、選択したサイトのネット上の住所(IPアドレス)にアクセスして、その住所にある情報を自分のパソコンなどに持ってきてサイトとして表示をしてくれます。
そしてサイト内の別のページを見ようとすると、その住所の中に割り振られている部屋(URL)を見に行って、またその部屋の中の情報を持ってきて画面に表示してくれています。
このデータの移動をするのがプロバイダーの役割です。
回線の役割
先ほど伝えた道路の部分ですね。
これは、まさにそのままなんです。
回線と言えば、フレッツ光の光回線やADSLのメタル回線などいろいろあります。
光回線は高速道路、メタル回線は一般道路だと思えば更にわかりやすいでしょう。
別の例え方をするなら、電柱に配線が無ければ、電気は流れませんし、自分の家に配線が来ていなければ電気は使えないですよね。
回線というのは、目的地に行くために必要なものなんです。
プロバイダーによって何が違うの？
まだプロバイダーを車だと思ってください。
プロバイダーによって値段が違うことは知っている方は多いと思います。
これは、車の車種が違うのと同じです。
またオプションや無料でついてくるサービスなどは、車についているエアコンやカーナビの違いみたいなものなんです。
高いプロバイダーは性能がいいということ？
その通りです！
厳密には違ったりする部分もありますが、値段の高いプロバイダーは良い車の場合が多いです。
もっと分かりやすくいうと、プロバイダーによって、速度や安定性が違います。
もちろん、安くてもあまり気にならない程度の速度で安定しているところは多数あります。
その為、安かろう悪かろうを判断基準にしてしまうと、良いものを選べない可能性があります。
プロバイダー各社は他社と差別化を図るため、様々な無料オプションを設けています。
ユーザーによって様々なニーズがあるので、何を選べば良いのかはシッカリと調べるしかありません。
ただ、ネットさえできれば良い！という方は、ある程度の値段で無駄に費用の掛からないプロバイダーを選ぶことで、安心してネットを利用できると思います。
ポケットwifiもプロバイダがある
固定回線だと回線やプロバイダがあるのは理解しやすいと思いますが、ポケットwifiにも回線は存在します。
回線の提供会社は基本的には2社です。
- Y-mobile
- WiMAX
プロバイダはネットをする上で無くてはならない存在なので、ポケットwifiにも当然プロバイダはあります。
- GMOとくとくBB
- Biglobe
- KDDI 3
- So-net
- Broad
- UQコミュニケーションズ
- Yahoo!
- ＠nifty
- DTi
実はもっとあるのですが、およそ代表的なところを挙げてみました。
聞いた事のある会社が多いと思います。
私の知っている限り、上記に上げたプロバイダを選べば、問題は無いと思います。
もし、ポケットwifiを考えているのであれば、このページをご参考に。
